2021-07-29 第204回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第2号
実際に、いわゆる今我々の専門家ではブレークスルーインフェクションと言っていますけれども、二度接種を受けた人でもということがあるので、なかなか実際には七〇%ぐらいでは無理で、じゃ何%かというのは難しいけど、我々は、もう少し接種率を上げる努力は、やっぱり何とかして皆さんの理解を得ながらやっていく必要があるんじゃないかと思います。
実際に、いわゆる今我々の専門家ではブレークスルーインフェクションと言っていますけれども、二度接種を受けた人でもということがあるので、なかなか実際には七〇%ぐらいでは無理で、じゃ何%かというのは難しいけど、我々は、もう少し接種率を上げる努力は、やっぱり何とかして皆さんの理解を得ながらやっていく必要があるんじゃないかと思います。
そうすると、介護施設の中のゾーニングをどうすればいいのか、介護の方たちにそのPPEを着たりすることの指導をする、それから、治療というのはどこまでができて、どういう場合に入院しなきゃならないかと、こういうようなことにおいても、やはり感染症のインフェクション・コントロール・チーム、こういうものをやっぱり派遣する必要があるだろうというふうに思っております。
そのほか、日本環境感染学会において、認定感染制御医などの感染制御の専門家や感染管理認定看護師によって構成される災害時感染制御支援チーム、ディザスター・インフェクション・コントロール・チーム、DICTと呼んでいますけれども、そういったものを組織し、派遣等を可能としているというふうに承知しています。
その意味ではどこにメルクマールを置くかというのはすごくこれ大事でありまして、この二次感染、ちょっとこの打ち抜き感染というのは、一応防御があるのに起こってくる感染のこと、ブレークスルーインフェクションと呼んでいますけれども、そういうもので、出てくる。これもちょっとサイエンスから取ったんですけど、和訳してありますが。
こういう影響、ダブルインフェクションという考え方もあるかもしれませんが、この新型コロナに対してインフルエンザワクチンが効果があるということも一部言われていたりいたしますが、その辺に関して、先生の御見解をお尋ねしたいと思います。
先ほど伊東議員から御質問がありましたように、SSPE、スロー・バイラス・インフェクションという特殊な感染の一つですというのはわかりました。では、どういうときに感染するのかとか、あるいは、どの程度の量だったら感染するのかというのは、そういう意味では、原因がわかっているようでわかっていないということ。そこで、発病の機構が明らかでない、こうやっております。
個々の医療機関と患者さんの関係ということではなくて、まさにマスのインフェクションのコントロールということで対応を考えなきゃいけない。また、どこかの時点でこれも切りかえなきゃいけないとかいう話になってくるんだろうと私は思うんですけれども、この点については、政府はどのようにお考えですか。
例えば、感染症対策を専門に行う看護婦でありますインフェクション・コントロール・ナースの設置にしても、厚生省はまだ必要かどうか検討する段階であると言っていますけれども、イギリスでは一九六〇年から、アメリカでは六七年から専門教育を受けたICNが養成され、二百五十床程度に一人の割合で配置されていると言われておりますが、こういう院内感染に関する世界の到達点と比べて日本が大変おくれていると思いますので、日本になじむ
イギリスでは既にICNと言われますインフェクション・コントロール・ナース、感染症対策専門看護婦などというのがどの病院にも必ず最低一名はいる、そういう状況でございまして、イギリスだけではなく、アメリカ、カナダ、オーストラリアとか多くの国で活躍をしている。いまだに先進国でこうした看護婦がいないのは日本だけ、そういう状況でございます。